2023.01.27

市川のひとりごと vol.30

20日に大寒を迎えたと思いきや、24日から10年に一度の大寒波が到来しました。

皆様の周辺で災害に遭われた所はありませんでしたか?

自然災害の折りにニュース等で拝見すると、建物の耐久性によって残る家とそう

でない家が確認できます。中には築年数が長く修理が行き届いていない物件など

には高齢者が多い様に思います。これが賃貸物件で修繕が必要と認識してい

ても直さずに安い家賃で貸していた場合、そこが原因で倒壊して借主に被害が

及べば家主に賠償義務が発生してしまいます。そうならない内に必要な修繕は

怠らず、できれば耐震強度も整えておきましょう。

最近、住宅金融支援機構で「リ・バース60」のCMをしています。住んでいる間は

利息だけを払い亡くなった時に建物を売って精算する。というのがイメージですが、

新築物件には不向きな仕組だと思います。

「リ・バース60」の仕組は⇒こちら

 

大都市で土地の評価が高く安定している様な所でしたら成立する条件で、地方に

於いては担保評価が追い付いてこないのが現実です。条件の一例として

①担保評価が50%位とされるので、銀行の見解として残り50%は頭金として準備

できる方が望ましい。※仮に頭金を退職金の殆どで賄えば、老後の生活資金に

不足が生じます。

②金利は変動金利の為、ずっと同じ金額ではないこと

③契約者が亡くなった場合、※基本は、住宅金融支援機構と金融機関との間で

住宅融資保険を締結しておくので保険金で精算可能とされていますが、

※実際は先ず推定相続人に残債の一括清算を求める傾向がある様です。従って

事前に承諾印を頂きますが、同意されない方がいれば成立しないことも。。

この様に、地域性によって利用できる範囲は限られてくる様です。

生涯の資金設計を考える時、やはり60歳以降は介護の心配もありますので大きな

買い物は控えた方がよさそうです。ご家族でジックリ話し合いをもちましょう(^^)??

 

 

市川のひとりごと、、、でした。

プロフィール


株式会社 financial proxy

代表取締役 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。

ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。

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