市川のひとりごと vol.37

いよいよアジアNIES（新興工業経済群）５国の内、一人当たりGDPが昨年は台湾、

今年は韓国にも抜かれて日本は最下位となってしまいました。経済評論家の加谷

氏のコメントによれば、今後　医療や年金などで主要先進国レベルの社会保障が

維持できなくなることを危惧されています。2025年には団塊の世代が75歳以上に

なり、全人口の18％を占めると推測されています。正に今後の医療費の自己負担

割合の増加や老齢年金の受給開始年齢の先延ばしが懸念されるなか、私たちが

今すべき事は人任せではなく自身の資金設計を立て着実に遂行して行くことでは

ないでしょうか？特に子供さんの学資資金設計は大切ですが何よりも今からこの

先、何年後に小学・中学・高校・大学と年齢から追って資金準備ができます。

参考までに長期的資金設計は⇒こちら 

何もせずに悩んでいては、節約することしかできず消費を控えれば日本経済が回

らなくなり悪循環です。一つ一つの目標に必要な資金を準備する方法と金融商品

を上手く組み合わせてゆくことが肝要です。そこに必要な時間（期間）は人それぞ

れ違いますので知人から運用が良いと言う商品を聞いても、そこに置いておける

時間が足りなければ期待外れどころか減ってしまう事もありますので、ご注意を！

金融商品の選び方は、商品性だけではなく何年後に必要になる金額に必要な時

間（期間）が大事です。大学の入学金準備を短期間で慣れない変動商品に投資す

れば、使いたい時に凹んでいたら損して失敗となります。「積立NISA」を利用して

コツコツ積んで少しずつ増やして行けば時間が味方になります。

積立NISAの仕組は⇒こちら

初心者なのに手数料が安いからと言って初めから「ネット証券」と取引するのは少

々危険かも知れません。窓口で相談しながら、勉強会に参加して理解を深め自分

の背丈に合った商品選択を心掛けましょう。

市川のひとりごと、、、でした。